橋の欄干 |
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646年に始めて架けられた、日本最古の橋とも言われているこの宇治橋は交通の要所として古くから栄え、特に宇治茶を江戸時代に将軍家に納める際には、てんてこ舞いであったようです。その様子が有名な童謡「ずいずいずっころばし」に歌われています。
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橋から見た宇治川 |
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上流のほうを眺めてみるとこのような景色が広がっています。中の島の十三重石塔もよく見れば見えます。夏の夜には中の島周辺から船が出発して鵜飼いが行われ、夜はにぎやかになります。なお、撮影した場所は三の間と呼ばれる場所で、豊臣秀吉が茶の湯の水をくませた場所だそうです。橋が途中で張り出してるので場所はすぐに分かります。
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浮島から見た宇治橋 |
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十三重石塔のある浮島からの眺めです。現在は堅牢な鉄筋コンクリート造りになっていますが、昔は幾度となく流出し、そのたびに架け替えられてきました。現在でも車は渋滞し、交通の要地であることには変わりありません。ちなみに遠くに見える建物は京阪電鉄の宇治駅です
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- 歴史沿革
- 646年に始めて架橋されたと宇治橋断碑にある。その後何度となく流出し、現在の橋は1995年に架け替えられたもの
- 交通
- 京阪宇治線宇治駅より徒歩3分
- 拝観料
- 無料
- 見どころ
- 橋からの眺め
- おみやげ
- 近くの店で宇治茶や茶団子などお茶にちなんだお土産を売っています。
- 実際に訪れて
- 高欄に擬宝珠をあしらうなどデザインに工夫を凝らし、昔ながらのムードを味わわせてくれますが、車で来たら、渋滞に泣かされるかもしれません。やっぱり交通の要所、車も混みます。
- おすすめ度
- ☆
無理に訪れようと思わなくても、平等院などを訪れる際に必然的に通る事になるので、それほど意識する必要はないと思います。宇治橋断碑などを見て、当時に思いをはせながら、ボーっとするにはいい場所ですが。
- こんな方におすすめ!
- 宇治川の流れをボーっと見ていたい方
宇治川を渡りたい方(当然ですが)
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京都の南行くならここ!
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