鳳凰堂その1 |
|
10円玉の表にもデザインされていることであまりにも有名な鳳凰堂です。1053年に建立された阿弥陀堂で、当時の浄土信仰に基づき、極楽浄土の宮殿を夢見て建立されました。中には定朝作の本尊、阿弥陀如来坐像や九品来迎図などにより、極楽の様子が再現されています。
|
鳳凰堂その2 |
|
ちょっとアングルを変えて見るとこのような感じです。創建当時はこの鳳凰堂以外にも多数の堂宇が建ち並び、広大な寺院だったのですが、1336年の戦の際に大半が焼失し、現在はこの鳳凰堂と観音堂、鐘楼が当時の面影を伝えます。
|
鳳凰堂の屋根 |
|
鳳凰が羽根を広げた様子に見立てて、鳳凰堂と呼ばれるようになりましたが、屋根の上にも一対の鳳凰が向き合っております。あまりに幅が広いので、全体の写真を撮るのなら、パノラマでどうぞ。
|
藤棚 |
|
かなり立派な藤棚です。四季を通じて庭園がさまざまな植物に彩られて見ごたえあるのも平等院の良さです。割合広い庭園は平安時代の遺構で、いかにも貴族好みのような印象を与えてくれます。
|
鳳翔館 |
|
多数の文化財を末永く保存するため、2001年3月に完成した宝物館が鳳翔館です。平等院の景観を壊さぬよう、背景に隠れるように低く作られています。雲中供養菩薩像など貴重な仏像などを間近に見る事ができます。
|
源頼政の墓 |
|
鳳凰堂の裏手にひっそりとあります。源頼政は、平氏打倒を掲げ、以仁王を奉じて挙兵したものの、この宇治川での戦いに敗れ、敗死を遂げました。しかし、これをきっかけに源頼朝らが挙兵し、平氏打倒のきっかけを作ったという意味でも重要な人物です。
|