総門(石門) |
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興聖寺の入り口となります。ここから数100mほど歩くと、山門に着きますが、その数100mの間の坂道を琴坂と呼んでいます。横の石碑がなければ、普段は見過ごしそうなくらい寺自体は奥にあります。
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琴坂
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参道の両側を流れる水のせせらぎが琴の音のように聞こえるので琴坂と呼ばれるようになったそうです。紅葉の時期には赤いトンネルのようになり、京都有数の紅葉の名所となっています。
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山門 |
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山門はちょっと中国的です。境内には自由に入ることができます。禅寺らしく静寂に包まれた境内は、気持ちを引き締めてくれます。
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本堂 |
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本堂は伏見城の遺構を用いて作られたといわれています。中には平安時代後期に作られたといわれる観音像がまつられています。かつて源氏物語宇治十帖の古跡「手習の杜」にまつられていたことから、「手習観音」と呼ばれています。
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- 歴史沿革
- 1233年、伏見深草に道元が開創した曹洞宗初開の寺。その後兵火により焼失したが、1648年、淀城主永井尚政が伏見城の遺構を使い、坐禅道場として現在の地に再興。
- 交通
- 京阪宇治線宇治駅より徒歩10分
- 拝観料
- 境内無料。堂内拝観には条件あり。
- 見どころ
- 琴坂の景色。
- おみやげ
- 特になし
- 実際に訪れて
- 普段は観光客も少なく禅寺特有の雰囲気を味わうには充分です。紅葉は確かに見事ですが、その分観光客も多いので、ちょっと紅葉を味わうのにマイナスですが、多いといっても歩けない位混雑するわけではないのでご安心を。
- おすすめ度
- 普段☆☆
紅葉の時期☆☆☆☆☆
普段であれば、禅宗らしくちょっと静かな寺と言う印象だけですが、紅葉の時期は話が別。紅葉のトンネルのような琴坂の景色は例えようのない美しさです。
- こんな方におすすめ!
- 紅葉のトンネルを歩いて京都情緒に浸ってみたい方(秋限定)
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京都の南行くならここ!
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