県神社入り口 |
|
県(あがた)とは、大和政権が西日本の要地に設けた地域組織です。宇治は栗隈県(くりくまあがた)に属しており、それがこの神社の起源ではないかといわれています。そののち1052年に平等院の鎮守とされ、今に至っています。
|
県神社社殿 |
|
県神社では毎年6月5日から6日の未明にかけて県祭りが行われています。この祭りはともし火をともさないことから「暗夜の奇祭」と言われ、この時期には多くの観光客が県神社を訪れます。普段はけっこうひっそりしていますが。
|
橋姫神社 |
|
源氏物語宇治十帖の古跡になっている橋姫をまつる神社です。かなりわかりにくい場所にあるので探すのは注意が必要です。県神社が縁結びに対してこちらは縁切り。縁切りと言うと怖い印象を受けがちですが、悪縁を絶つと考えればいいと思います。
|
- 歴史沿革
- 県神社・橋姫神社ともに不明
- 祭神
- 県神社:木花開耶姫(このはなさくやひめ)
橋姫神社:瀬織津比刀iせおりつひめ)
- 例祭
- 県神社:県祭 6月5日〜6日未明
- 交通
- 県神社:京阪宇治線宇治駅より徒歩10分
橋姫神社:京阪宇治線宇治駅より徒歩8分
- 拝観料
- 両方とも無料
- 見どころ
- 県祭り
- おみやげ
- 県神社の社務所でお守りが売られています。縁結びをご希望の方はどうぞ。
- 実際に訪れて
- 県神社:普通の神社。ただ、祭りが近づくとにぎやかになってくる。建物などは普通の神社だが、県祭りはかなり変わっている。
橋姫神社:わかりにくい場所にある上、境内も狭い、縁切りにご利益があると、これだけ重なるとちょっと怖い印象を受けるかも。
- おすすめ度
- ☆☆
県神社は祭りの時には一風変わった祭りなので一見の価値があります。橋姫神社は源氏物語の古跡めぐりをしたい方はどうぞ。
- こんな方におすすめ!
- 県神社:県祭りを見たい方(時期限定)
橋姫神社:悪縁に悩まされている方
|
京都の南行くならここ!
|