参道 |
|
風流な感じのする参道です。秋には周囲のもみじが赤く染まり、いっそう趣を深めます。撮影禁止の場所が多いので、あまりお見せできないのが残念ですが、お見せできるところだけでも案内します。
|
一休の墓 |
|
一休といえば京都市内の大徳寺を思い浮かべる方が多いでしょうが、一休がこの寺を復興させてからは、大徳寺住職となったときもこの寺から大徳寺に通っていたそうです。それだけ一休と深いつながりがあると言えるでしょう。ちなみのこの墓所、枯山水庭園になっています。
|
方丈 |
|
加賀城主前田利常が大阪の陣の際にこの寺を訪れた際、荒廃していたのを嘆き、1650年に再建されたものです。周囲を取り囲む庭園は松花堂昭乗、佐川喜六、石川丈山の合作であり大変豪華とも言える枯山水庭園が北、東、南の三面に渡っています。中央には一休の木造が安置されています。
|
本堂 |
|
室町幕府6代将軍足利義教の帰依により建立された、京都南部では一番古い唐様仏殿です。釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩がまつられています。
|
「このはしわたるな」? |
|
一休さんについてご存知の方であれば、この意味は分かると思います。こんなしゃれのきいたものが境内にあります。さすが一休の寺、というところでしょうか・・・
|
- 歴史沿革
- 鎌倉時代に大応国師が禅の道場を開く。元弘の変で焼失したが、大応国師を慕って一休が再興した
- 交通
- 近鉄新田辺駅より徒歩20分
JR学研都市線京田辺駅より徒歩15分
- 拝観料
- 拝観料400円
- 見どころ
- 方丈庭園、一休に関するさまざまな宝物
- おみやげ
- 方丈で一休寺納豆と一休グッズが売られています。一休グッズはあのアニメの「一休さん」のです。懐かしく感じる人は年齢を感じずに入られないでしょうね・・・
- 実際に訪れて
- 最初に書いたとおり、撮影禁止の場所が多いので、これだけでこの寺の魅力をまとめたとは言いがたいとは思っています。でも、一休がこの寺をどれだけ愛し、守ってきたか、それに江戸初期の文化のエッセンスが組み込まれて、豪華な中にも味のある寺、そう言う印象を受けます。
- おすすめ度
- ☆☆☆☆
一休と言う人物にとらわれなくても、方丈庭園は一見の価値あり。庭園としては足を運んだかいがあるともいえます。その他、一休にまつわる宝物が多数展示してあり、一休に興味のある方は大徳寺ではなく是非こちらに足を向けてほしいですね。
- こんな方におすすめ!
- 一休に興味のある方
枯山水庭園を存分に堪能したい方
|
京都の南行くならここ!
|