外園入り口 |
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庭園は外園と内園に分かれており、約6000坪と広大な敷地の中にあります。外園は、全国から集められた竹、笹類と100種あまりの椿が植えられ、一年中いつ訪れても楽しめるようになっています。入り口そばに新しく美術館が作られ、松花堂昭乗ゆかりの品なども展示されるようになりました。
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外園の散策路 |
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外園は松花堂昭乗の草庵を取り巻くようにあり、実際に昭乗の手が加わったわけでは有りません。しかし、その風情には色あせることはなく、ゆっくり眺めていて飽きさせることはありません。
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茶室 |
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外園に3つの茶室が点在しています。いずれも一般に貸し出ししており、実際に外園を見つつ、お茶を楽しむ事が出来ます。余談ですが、松花堂弁当は、昭乗が絵の具皿を入れていた四つ切の箱に料理を入れて客をもてなしていたと言う逸話を元に、昭和の始めに懐石料理を盛り付け弁当として売り出したのが始まりと言われています。
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内園入り口 |
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内園は外園とは打って変わって、昭乗が晩年に立てた草庵「松花堂」や書院などを枯山水の庭園が取り囲むような形で見せています。昭乗の生きた時代の庭園をしのぶ事ができる庭園です。ちなみに内園は撮影禁止なのでここには載せられません。ご勘弁を。
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- 歴史沿革
- 松花堂昭乗が晩年に隠居のために建てた草庵
- 交通
- 京阪本線八幡市駅またはくずは駅よりバスで10分
- 拝観料
- 庭園入園料400円、美術館観覧は別途料金(400円:庭園入園と一緒なら360円)が掛かります
- 休園日
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌日の火曜日)
年末年始 12月27日〜1月4日
- 見どころ
- 庭園(外苑も内苑も)、草庵
- おみやげ
- 松花堂弁当を食することができます(予約必要)。また、美術館そばのミュージアムショップにオリジナルグッズが売っています。
- 実際に訪れて
- 広い庭園ですが、ところどころ変化があったりして意外と飽きずに楽しめます。どの様な季節に来ても、風流とはこのようなものなのかと実感させられるような感じです。内園は外園とは全く違った表情を見せ、わび・さびを存分に感じる事ができました。
- おすすめ度
- ☆☆☆
美術館もでき、庭園だけではなく見どころがかなり増えました。他の観光地と離れているのがネックではありますが、それでものんびり時間をつぶしながら散策するにはもってこいの場所です。
- こんな方におすすめ!
- 庭園を存分に堪能したい方
本場の松花堂弁当を食べてみたい方
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京都の南行くならここ!
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