入り口 |
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正式名は長いのですが、この地に遷座したときに一夜にして森が湧き出し、神域となったので、この別名がつけられたそうです。木々に包まれた入り口はそう言う逸話に真実味を与えるかのようです。
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参道 |
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逸話とは矛盾するような感じですが、弥生時代中期の遺跡がこの辺りから出土していることから、このあたりには集落ができていた事が確かめられています。参道も木々に包まれていますが、中には南北朝時代の石灯籠もあるようです(どれがそうなのかは確認できませんでした)。
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社殿 |
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社殿は色あせては来ていますが、割合普通の感じです。1692年の建造でこの時代によく見られる三間社流造で建立されています。いごもり祭とともに府の文化財に指定されています。いごもり祭は南山城でも最古の祭と言われています。
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- 歴史沿革
- 766年、祭神を伊勢の国からこの地に遷座したのが始まり。
- 祭神
- 天乃夫岐売命(あめのふきめのみこと)
田凝姫命(たごろひめのみこと 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
- 例祭
- いごもり祭 2月15,16,17日
- 交通
- JR奈良線棚倉駅より徒歩5分
- 拝観料
- 無料
- 見どころ
- 森に包まれた神秘的な雰囲気
- おみやげ
- 特になし、周辺に売店も無しです(祭の時には売店が出ます)
- 実際に訪れて
- 祭がないときに訪れると、境内は本当に静かです。周囲と森林で隔絶されたかのような印象を受けます。
- おすすめ度
- ☆☆
☆☆☆☆(いごもり祭のとき) 普段は見るところがほとんどないので、素直におすすめできるような感じではありません。やはりこの神社はいごもり祭のときにその真価がわかるのでしょうか。
- こんな方におすすめ!
- 森に包まれた神社の雰囲気を味わいたい方
いごもり祭を見たい方
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京都の南行くならここ!
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