神童寺の案内

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神童寺(じんどうじ)

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山門
山門 神童寺

山村と呼べるようなそんなひなびた中、小高い丘のようなところに神童寺はあります。かつては広大な伽藍だったようですが、源平の戦いや元弘の変により焼失し、今は本堂がかつての面影を残すのみです。

本堂
本堂 神童寺

本尊である蔵王権現像がまつられています。役の行者がここで行法している際に童子が現れ、「側にある石楠花の木で仏像を刻め」と言って空に飛び立ちました。それからしばらくして、地中から蔵王権現が現れ、空に飛び立っていったのに感激し、蔵王権現の像を彫刻し始めると南から神童が2人現れて助けたというのが寺の名の由来だそうです。

十三重石塔
十三重石塔 神童寺

鎌倉時代に立てられたとされる石塔です。本堂の隅にひっそりと建っています。素朴ながら均整の取れた姿で、ゆっくりながめていたいものです。境内もさほど広くないので、見る場所も限られていますが。

宝物殿付近からの風景
宝物殿付近からの風景 神童寺

宝物殿には愛染明王像など珍しい仏像が多数納められています。本堂から宝物殿まで住職の解説つきで見せてもらえますので、うれしいといえばうれしいですが、ゆっくり見たい人にはちょっとと言う感じでしょうね。無論、宝物殿内は撮影禁止です。

歴史沿革
595年、聖徳太子が千手観音像を彫刻し、本尊として大観世音音教寺と称して開いたのが始まり。のちに役の行者が来て、蔵王権現の像を彫刻して本尊とし、神童寺と呼ぶようになった。
交通
JR奈良線棚倉駅より徒歩40分
拝観料
境内無料、本堂・宝物殿400円
見どころ
仏像の数々
おみやげ
特になし。周囲に売店もありません。
実際に訪れて
とにかくさまざまな仏像はゆっくりながめてあきさせない魅力的なものが多いです。仏像たちをじっくり見たいのであれば、ここまで来る不便さもあまり気にならないでしょう。特に愛染明王像は他に見る事がほとんどないこともあってか、かなり印象的です。
おすすめ度
☆☆
とにかく行くのに不便です。車がなければ観光コースに加えるのはあきらめた方がいいくらいです。でも、さまざまな仏像はよくこれだけ個性のある仏像が集まったものだと驚かされます。仏像好きの方は是非どうぞ。
こんな方におすすめ!
珍しい仏像を見たい方

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