山門 |
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宝を積む寺と名づけられている通り、本尊こそ違いますが、宝にまつわる神、大黒天の打ち出の小槌がまつられています。打ち出の小槌といえば一寸法師を思い浮かべるでしょうが、大阪で生まれた一寸法師が修行を重ねたのはこの宝積寺だと言うことだそうです。
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三重塔 |
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山崎の合戦で明智光秀に勝利した羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)がその勝利を記念し、一夜で建立した塔と伝えられていることから、「一夜之塔」とも呼ばれています。それにしても墨俣の一夜城といい、この一夜之塔といい、秀吉は一夜がお好きなようで・・・ちなみに秀吉は宝積寺に本陣を構えたそうです。
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本堂 |
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どうしても打ち出の小槌に目が行きがちなのですが、本尊の十一面観音像も鎌倉時代の優れた作品です。洪水で橋が流されたとき、観音の化身である老人がどこからともなく現れ、橋を復元したということから「橋架観音」とも呼ばれています。それにしても伝説の多い寺です・・・
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- 歴史沿革
- 724年、聖武天皇が行基に命じて建立させ、打ち出の小槌を奉納したのが始まり
- 交通
- JR東海道本線山崎駅より徒歩10分
- 拝観料
- 境内無料、本尊の十一面観音像の拝観に300円
- 見どころ
- 三重塔、十一面観音像、打ち出と小槌(宝積寺では打出と小槌がそれぞれ別にあります)
- おみやげ
- 大黒天や打ち出の小槌にちなんだ金運にまつわるお守りなどが事務所で売られています。
- 実際に訪れて
- 駅からの坂道はちょっときついのでご注意を。一夜之塔はどう見ても一夜では出来そうもないのですが、秀吉をしのぶにはいい場所でしょう。仏像の多くが京都国立美術館に所蔵されているため、見る場所はそんなに多くはないのですが、本尊は精巧で見事です。
- おすすめ度
- ☆☆☆
色んな伝説があるお寺で、それぞれをしのぶにはいい場所でしょう。むしろ打ち出の小槌のご利益を期待したい方のほうが多いと思います(そう言う自分も・・・)。
- こんな方におすすめ!
- 豊臣秀吉の足跡を追いかけている方
打ち出の小槌のご利益を期待したい方
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京都の南行くならここ!
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