浄瑠璃寺(九体寺)の案内

京都の南行くならここ!

浄瑠璃寺(じょうるりじ)
(九体寺:くたいじ)

京都の南探訪 京都の南あれこれ 京都の南行くならここ! 京都の南の駅を行く 京都の南サーチ 京都の南情報板


山門
山門 浄瑠璃寺

夏場に撮影したものなので、あたり一面が草ぼうぼうですが、その奥に見えるのが山門です。山門だけ見ると、田舎の寂れた寺といった感じをイメージするでしょうが、山門をくぐると様子が全然違うのにまず驚くでしょう。

三重塔
三重塔 浄瑠璃寺

朱塗りと白が対照的な美しさを出している三重塔です。1178年に京都の一条大宮から移されたものだそうです。周囲の緑や紅葉と調和する均整の取れた美しさはじっくりながめていて飽きさせません。ちなみに「浄瑠璃世界」とは、澄み切った静寂と清浄の理想の世界と言う意味があります。

本堂(西方九体阿弥陀堂)
本堂(西方九体阿弥陀堂) 浄瑠璃寺

本尊である九体阿弥陀如来像を安置しております。浄土信仰が流行した際には九対阿弥陀如来像はあちこちにあったのですが、現在はこの浄瑠璃寺にのみ現存します。そのながめはまさに壮観、まるで仏と会話しているような錯覚にすらとらわれます。他にも多数の秘仏が時折公開されています。

苑池と本堂
苑池と本堂 浄瑠璃寺

境内は池を中心にし、東に三重塔、西に本堂がある形になっています。三重塔には薬師如来がまつられ、此岸を表し、西は彼岸、極楽浄土を現しているとされています。計画的に配置された堂宇を巡りながら、季節の移り変わりを庭園で味わう事ができます。

歴史沿革
1047年に薬師如来を本尊として創建。1107年には九体阿弥陀如来堂が作られ、12世紀半ばには堂宇が整備された。
交通
JR関西本線加茂駅よりバスで15分
拝観料
境内無料、阿弥陀堂内300円
見どころ
九体阿弥陀如来像、庭園
おみやげ
参道周辺に店が出ています。素朴な陶器などがありますので、お好みでどうぞ。
実際に訪れて
九体阿弥陀如来像にとにかく驚かされます。一種独特な雰囲気を堂内にかもし出しています。庭園周辺は割合よく整えられていますが、堂宇と周辺の手付かずの自然のコントラストを楽しむような感じです。
おすすめ度
☆☆☆☆☆
九体阿弥陀如来像は一見の価値あり。場所的にかなり不便ですが、当尾のハイキングや岩船寺と一緒にめぐるコースを立てることで、じっくり見る事ができるでしょう。あまり有名とは言えませんが、作者としては一押しのポイントです。
こんな方にどうぞ!
九体阿弥陀如来像に興味を持たれた方
当尾にハイキングに来た方

京都の南行くならここ!


京都の南探訪 京都の南あれこれ 京都の南行くならここ! 京都の南の駅を行く 京都の南サーチ 京都の南情報板

サイトマップ 京都の南探訪

当サイト中のテキスト、画像など全てのデータの無断転載を禁じます
2004−(c) 京都の南探訪 行政書士による地域情報コミュニティサイト All Rights Reserved.