山門への参道 |
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いかにも山村の中の寺院といった雰囲気の中にあります。かつてはこの一帯を荘園として支配し、大きく発展していたのですが、現在はその面影はほとんど感じられません。でも、ひなびた雰囲気は安心感があります。
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境内 |
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主だった仏像は本堂ではなく、宝物殿に保存されています。藤原時代に作られた仏像が多く、中でも本尊の十一面観音像は出色の出来です。
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五輪塔 |
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鎌倉時代に作られたといわれる五輪塔です。境内や本堂では見るべきものはあまりなく、ひなびた、素朴な雰囲気に浸るような感じです。
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平成の大涅槃図 |
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本道の裏手にある異色の作品ともいえるのがこの涅槃図です。縦8m、横45mにわたる大作は、表からは全く見る事ができません。本堂を巡って、裏手が見える窓を見ると一瞬びっくりさせてくれます。
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- 歴史沿革
- 991年、平崇が堂宇を建て、十一面観音像を安置
- 交通
- 京阪宇治線宇治駅よりバスで40分
- 拝観料
- 拝観料400円
- 見どころ
- 宝物館内の平安中期の仏像群
- おみやげ
- 特になし
- 実際に訪れて
- 境内自体には見るべき場所といえるのはほとんどなく、山村の素朴な雰囲気が味わえます。ただ、宝物殿の仏像群は見事の一言。どの仏像も見ごたえ充分です。
- おすすめ度
- ☆☆
不便な場所にあるので素直におすすめできませんが、仏像群は見て損は全くありません。近くにある猿丸神社の例祭のときの臨時バスを利用して拝観するのがいいかもしれません。
- こんな方におすすめ!
- 藤原時代の美術作品を鑑賞したい方
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京都の南行くならここ!
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