猿丸神社の案内

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猿丸神社(さるまるじんじゃ)

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参道
参道 猿丸神社

猿丸太夫を祭神としてまつっている神社です。

奥山に 紅葉ふみわけ鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋はかなしき

の歌で知られていますが、この神社周辺も山林に囲まれ、秋の紅葉は見事なものです。

社殿
社殿 猿丸神社

社殿周辺には猿丸太夫の歌を意識したかどうかは不明ですが、もみじが植えられています。秋のもみじの赤が社殿とコントラストをなして、風流です。古来より多くの歌人・文人が太夫の徳を慕って集まってきました。

狛サル?
狛サル? 猿丸神社

普通なら狛犬なんでしょうが、猿丸太夫にちなんだのか、社殿の横に一対に並んでいるのは烏帽子をかぶったサルです。ちょっとユーモラスな印象を受けます。

こぶ
こぶ 猿丸神社

近世に入ってから、この神社がこぶやできもの、ガンに霊験があるということで別な意味で信仰されるようになりました。ここのこぶは、そのご利益を受けた人がお礼として奉納したものだそうです。今はこぶやガンだけでなく、全てのトラブルをこぶと考え、ご利益を願う人の参拝が増えています。

歴史沿革
創建不明。祭神猿丸太夫の霊骨の上に社祠を建てたのが始まり。鎌倉時代の鴨長明の「無明抄」に猿丸太夫の墓に関する記述があり、江戸時代初期には神社が存在していたことを示す記録がある。
祭神猿丸太夫について
平安時代の歌人で三十六歌仙の1人。生没年不明。曽束(現在滋賀県大津市)に隠れ住み亡くなったとされる。神社の鎮座地は中世の曽束と禅定寺の所領争いで現在地に移された。
例祭
毎月13日
交通
京阪宇治線宇治駅よりバスで45分
拝観料
無料
見どころ
がん封じの木のこぶ、狛サル(?)秋の紅葉
おみやげ
社務所でがん封じのお守りあり(例祭の時には出店が出ている)
実際に訪れて
ガンと言う病気が切実な問題だからなのか、宇治田原の奥地であるにもかかわらず参拝者が意外と多かったです。例祭のときはかなり賑わい、臨時バスも出るそうです。神社自体は境内が狭く、一周するのにさほど時間は掛かりませんが、紅葉のシーズンは歌の世界のようにきれいです。
おすすめ度
☆☆
ゆっくり参拝しつつ、猿丸太夫の歌の世界を楽しもうと思ったら、かなり不便ですが秋の平日を狙った方がいいでしょう。ご利益狙いであれば、やはり例祭のときの方が交通に不便を感じずに済みます。
こんな方におすすめ
短歌の世界に浸ってみたい方
ガン封じなどのご利益を期待される方

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