笠置寺の案内

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笠置寺(かさぎでら)

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山門
山門 笠置寺

険しい笠置山の中に笠置寺はあります。笠置山の大岩石は古くから信仰の対象となっていた事が、弥生時代の石剣が発見されていることからも分かっております。寺へ到る参道には桜が多数植わっているので、桜を見つつ笠置山を登るのも風流なものです。

十三重塔
十三重塔 笠置寺

険しい崖の中腹に建てられている十三重塔です。元々は源頼朝が木造の十三重塔を建立していたのですが、焼失後、鎌倉時代中期に代わりとして建てられたようです(詳細は不明ですが)。

磨崖仏
磨崖仏 笠置寺

日本最大の弥勒磨崖仏、高さ20m、幅15mとまさに壮大な磨崖仏です。しかし、度重なる火災で摩滅し、輪郭のみが残される形となってしまいました。一瞬ナスカの地上絵を髣髴とさせるような印象を受けます。

参道
参道 笠置寺

参道(というより修験場です)はこのような巨石の間を縫う形になっており、歩くのにも苦労します。決して暑いときでもサンダル履きなどで来ないように(笑)ちなみにこの巨石は太鼓石と呼ばれています。叩くと音がします。

後醍醐天皇行在所
後醍醐天皇行在所 笠置寺

後醍醐天皇が笠置に移った際に皇居とした場所で天然の要塞とも言えます。笠置寺全山が焼失したことからも、元弘の変がいかにすさまじい戦であったかを物語ります。

歴史沿革
8世紀ごろ、良弁と実忠により、磨崖仏が彫刻され修験場として栄えたが、1331年の元弘の変で全山焼亡。その後荒廃したが、1877年丈英が復興
交通
JR関西本線笠置駅より徒歩1時間
とにかく歩きますので、歩ける靴である事がここに来る絶対条件です
拝観料
300円
見どころ
磨崖仏、境内の奇岩群
おみやげ
参道周辺に料理旅館があり、お土産を売ってます。(何を売っていたかは確認しませんでした・・・・)
実際に訪れて
とにかく境内に到るまでの道が苦労します。自動車でなければ、山門でばて、境内を一周してさらにばてると足を鍛えるにはいいかも・・・磨崖仏はそのスケールの大きさは感動的。奇岩群もそれぞれに個性があって参道を歩くのにも飽きさせません。
おすすめ度
☆☆
遠い上、駅からもかなり歩くことから、電車と徒歩なら1日つぶす覚悟が必要。ただ、春先は桜を見ながら笠置で1日ぶらりと過ごすのもいいものです。
こんな方におすすめ!
磨崖仏に興味を持った方
桜を見つつ山登りをしてみたい方(春限定)

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