山門 |
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険しい笠置山の中に笠置寺はあります。笠置山の大岩石は古くから信仰の対象となっていた事が、弥生時代の石剣が発見されていることからも分かっております。寺へ到る参道には桜が多数植わっているので、桜を見つつ笠置山を登るのも風流なものです。
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十三重塔 |
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険しい崖の中腹に建てられている十三重塔です。元々は源頼朝が木造の十三重塔を建立していたのですが、焼失後、鎌倉時代中期に代わりとして建てられたようです(詳細は不明ですが)。
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磨崖仏 |
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日本最大の弥勒磨崖仏、高さ20m、幅15mとまさに壮大な磨崖仏です。しかし、度重なる火災で摩滅し、輪郭のみが残される形となってしまいました。一瞬ナスカの地上絵を髣髴とさせるような印象を受けます。
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参道 |
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参道(というより修験場です)はこのような巨石の間を縫う形になっており、歩くのにも苦労します。決して暑いときでもサンダル履きなどで来ないように(笑)ちなみにこの巨石は太鼓石と呼ばれています。叩くと音がします。
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後醍醐天皇行在所 |
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後醍醐天皇が笠置に移った際に皇居とした場所で天然の要塞とも言えます。笠置寺全山が焼失したことからも、元弘の変がいかにすさまじい戦であったかを物語ります。
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